東京国際学園高等部
学校説明会 資料請求 よくある質問
トップページ 学園紹介 教員紹介 学園生活 入試情報 特別活動 進路実績 リンク集
学園長あいさつ
17年の歩み
教育システム概要
カウンセリング
所在地・地図
校舎案内
本部校舎
新宿校舎
PTA活動
メール

東京国際学園高等部
〒151-0053
東京都渋谷区代々木1-43-8
TEL.03-3370-0718
FAX. 03-3370-5198
学園長のつぶやき
08年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
07年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
06年 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
05年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月
04年 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月
03年 3月 4月 5月 6月 7月 9月 10月 12月
2005年2月
小6年の女の子の世界
学園長 荒井裕司

小6年生の女の子の文章が私のところに寄せられた。不登校を続けたこの子が、この4月から私立の中学校に入学し、新しいスタートを切る。母親と少女の希望もあり、みずみずしい感性に満ちた文章を掲載してみたい。小6の少女に関する様々な事件も起きている昨今、今の子どもたちの思いの一部を知る機会になると思われる。

◆ある日の日記
 日記といっても具体的に書くことがない。ちなみに私は今不登校なので一日の大半を家で過ごしている。不登校っていいよねぇ〜、いや本当に。いつか世間で私は、有名になって、15歳からは、外国(できればアメリカ)で、アメリカンドリームしてみたい。そう、イチローさんのように。気持ちいいだろうな〜。飛行機から眺める空の下は、どうなのかな?いいだろうな〜。大きくなりたいな〜。(※VIPの意。)

 まぁいいや、とにかく今日あったことを話そう。今日は2時に起きた気がする。それも母の怒鳴り声で・・。母はうちの兄に対して怒っていた。兄の頭を数回ひっぱたいてたからね。理由は約束していた草刈を兄がやっていなかったから。

 でもあとで分かった本当の理由は父の叔母と従兄弟のことでなんだかイライラしてたみたい。それでリビングで草刈もせずダラダラしていた兄にあたったって訳さ。

で、母から怒られた直後の兄は逆ギレして壁の一部を破壊したとだよ。結局私も草刈手伝ったんだけど昼から夜まで兄はイライラモードだったのさ。
やーだ、やだ。人間の憎しみの感情って、キライ!!あたいは…。

◆食事
 アフリカの子供達の様子をよくテレビでは放映されているが、やはり体型がスラっとしている。普段から自然と関わり親しんで、よく運動をしているからだろうか?
いやね、私のイメージの中では黒人の子供っていかにもガリガリにやせ細ってて、ろくに何も食べられてない感じがあったからさ。まぁ、そんなもんじゃないかなと思ったの。

まぁ、いい。

で、人間も動物も食べなきゃ生きていけない。これは基本。でも、日本やアメリカなどの先進国は、いやって位に食べ物があふれかえっている。少しでも小腹が空けばコンビニに駆け込んで好きな食べ物を買い込むことができる。まぁ、それはそれで、ありがたいのかもね。

 でもそんなもんでいいのだろうか。日本ではここ30年間ぐらいで、肥満児が3倍に増えたとのこと。今や手軽で美味しく食べられるジャンクフードやスナック菓子や清涼飲料水が氾濫しすぎたために、野菜や魚などの美味しさがわからなくなってしまい、その上体力や運動能力の低下が深刻になって来ている。

そういう時は、幼稚園や学校などで子供達の苦手な野菜を自分達で育てて、調理し、食べさせる。そんな努力をした結果、子供達の好き嫌いがなくなったとの報告がよくあるとのこと。素材の美味しさに感動する経験が、子供達の心に何か豊かなものを育んでくれるようです。

 やはり小さい頃からよく運動し、体にいい食材をバランスよく食べ、毎日を健康に過ごすことを心がける。

 それが私達の生活で心がける基本の第一歩でしょう。

 アフリカの子供達は、こういった生活の基本をちゃんとクリア出来ているのかもね。

◆親
 親はそもそも子の中ではどのような存在でなければならないのだろうか?

 まず誰にだって親は父親と母親と2人いる。勿論それで子供に与える影響はそれぞれで異なってくる。またまた私が調べたところこのようなことが明らかに。それは父性は母性よりも大切であるということだ。というのも母性はそもそも安全基地としての安らぎを与えるとのこと。つまり甘えたい時に思い切り甘えられかつ一緒に居て安心できる存在。

 だがそれでは母親の傍にばかりべたついて、外界にあまり出たがらなくなってしまう。それが現代の社会問題である「ひきこもり」の原因にもなっているとのこと。

 そこで大事になってくるのは父性の存在。日本は欧米よりも母子密着が強いため、父親との関わりが薄い。その結果どうなるか!

 父性とはそもそも、金銭感覚や社会性など人間が生きてく上で必要なことを教えたり、子供が外の世界に出て挫折なんかをした時に励ましたり助言したりするものだとのこと。だから自分の子供を引きこもらせないためにも、将来子供が自立するためにどのような常識を身に付けさせればいいか、父親が教えてあげられればいいのかなと思われる。

 とにかく子供に対しては、母性と父性を両立させることが大切だということだ。親としても、夫婦間における役割をもう一度見直してみたら如何でしょうか?

◆援助交際
 なぜ渋谷や新宿、池袋に出没するミーハー属のヤングギャルは、自分の体を売ってまでお金が欲しいのだろうか?

 またまた私が調べたところ、子供が夜の街にくり出すのは他に面白いことがないからとのこと。だから夜の街で遊ぶのだが、遊ぶといっても、カラオケボックスやクラブに行くにしても、洋服や化粧品を買うにしても、それなりにお金がかかるので、短時間で大金が稼げる援助交際に走るのだという。

 援助交際はやるだけでもスリルがあって面白く、お金も入ってくるので、彼女達にはもってこいの稼ぎ方なのでしょう。またクスリとか万引きなどもスリルがあって面白いので、彼女達はそれに走ってしまうとのこと。でもこれには大きなリスクが伴うことを知っていなければならないでしょう。

 親が今一番に願うことは、夜の街から子供達が消えることでしょう。それを実現したいのならば、親が我が子に親密に歩み寄り、よく話しかけ、安心して楽しくやれることを広げてやりましょう。

 そのような努力をすれば、きっと夜の街から子供達が減っていくかもしれません。

Copyright(c) 2003 Tokyo Kokusai Gakuen All Rights Reserved.