東京国際学園高等部
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 私の17歳         シマザキ先生


剣道で鍛えられた不屈の精神!


 17歳の頃のわたしは、かわいい制服よりもジャージで過ごす時間の方が多く、寄り道も夜更かしも知らない、元気いっぱいスポーツ少女でした。
 クラスの仲間もみんなスポーツが大好きで、技術はもちろんのこと、スポーツマンとしての精神はすばらしいものでした。普段は少しずつ仲のいいグループに分かれていても、行事に取り組む姿勢と団結力はどのクラスにも負けませんでした。皆、それぞれ自分の得意分野で力を発揮しようと前に出てクラスをリードすることができ、また、だからといって前に出る友人に対して批判をいう者は一人もいませんでした。そんな中、わたしも自分にできることは率先し、中でも体育祭を一から企画、運営したことは有意義でよい経験となりました。もちろん、うまく仕事が進まず、途中で投げ出したい気持ちになったこともありましたが、クラスの仲間の協力や、先生の熱心なご指導もあり、本番の最後に全校生徒で行ったマスゲームは今でも忘れられません。
 しかし、わたしも初めから人の前に立って仕事をこなせるような度胸があったわけではありません。どちらかといえば幼い頃のわたしは、初対面の人に会えば挨拶もできず姉の後ろでもじもじしているだけ、家族で山へドライブに行けば『熊に注意!』という看板を見ただけで泣き出すような子供でした。思い返せば、そんな内気で怖がりの性格がガラリと変わったのは剣道をはじめてからだったように思います。剣道をはじめてから負けることの“悔しさ”や、ふつふつと湧き上がる心のエネルギーを感じるようになり、また、礼節を重んじる姿勢に自然と精神も鍛えられていきました。『もう剣道なんてやめる!」と何度思ったことでしょう。そう思いながら18年近くたってしまいました。しかし、剣道に出会っていなければ、わたしの17歳は光をあびることなく、まったく別のものになっていたでしょう。みなさんにもきっと、自分だけの心のエネルギーの元があるはずです。自分らしさを臆することなく発揮して、学園生活を一緒に楽しみましょう。・・・それではまた・・・

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